エレとジラ 作:LEO

夢の叶えかたをジラが教えてくれます。

第88話 さよならだけど、さよならじゃない

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…エレは、ジラの言葉を噛みしめるように、目を閉じて今まで教えてくれたことを思い出してみました。

どうして、つらいことばかり起こってきたのか、
心の思うがままに願いまくって生きてきたこと、
いつも【不安】を抱いて生きてきたこと、
そして、自分を変えることをせずに、周りのせいにして生きてきたことを、
この世界の法則と照らし合わせてみました。

やはり、全て法則の通りでした。

そして、生きているだけで幸せなんだという素晴らしいことに気づけたこと。

エレは、ジラに改めて感謝を伝えたいと思いました。

「ねぇ!ジラ!いろんなこと教えてくれて、
本当にありが…?

…ジラ?…ジラ?!」

目を開けた時、目の前にいるはずのジラは、いませんでした。

そしてなぜか、ジラと出会う前に、飛び降りようとしていた、あの場所にいる自分に気づきました。

この世界では、非情なまでに、願うと決して叶いません。

エレは、ジラに感謝を伝えたいと思いました。

伝えたい=これは願いの思い。

エレは、気づきました。

「まいったな…」

そして、微笑んで、空を見上げて言いました。

「ありがとう!ジラ!僕は生きるよ!
本当にありがとう!」

この世界の空は、素晴らしく青く、心地よい風が吹いていました。

…エレ。忘れないでね。
私は、あなた。
あなたは、私…
いつも一緒、
さよならだけど、さよならじゃないわ。

「ジラ?…

うん、そうだね。」

心の中で、ジラのあの温かく穏やかな声が聞こえた気がしました。


《夢の叶えかた》〜エレとジラ〜
                                                         《終わり》

第87話 この世界は、あなたの心そのものだったのです。

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『エレ。あなたは、とっても素晴らしいわ。私があなたと出会ってから、ほんの少しの間でしたが、私の話を聞いてくれて、自分の考え方を見事に変化させていくことができたんだもの。

本当は、生きているだけで、幸せなんだっていうあなたの中での発見は、本当にすごい考え方を変化させて得られたもので、これからのあなたに、きっと役に立つでしょう。

何より、自分を変えること、自分の考え方を変えることが、この世界においては、成長でき、望む通りの結果を得られ、夢を叶えることができるのです。

あなたが、自分を変える重要性を理解し、自分を変える勇気と、考え方を持つことができれば、あなたには、いろんなことができる可能性が生まれます。

そして、きっと今までとは違う生き方を、あなたらしく、あなたしか出来ない表現で、現実化していくことでしょう。

そして、忘れないでね。
私は、あなた。
そして、あなたは、私。
そして、この世界全てがあなた。

人だけでなく、生き物だけでなく、無機物、機械、空気、空、海、風、月、星、宇宙、全てがあなた。

あなたが、不安になると、この世界全てがその不安に反応し、
あなたが、愛の状態になると、この世界全てがその愛に反応する。

あなたの心の思いが、世界全てに放射され、反応したものがあなたに返ってくるのです。

そう、それはつまりのところ、この世界は、あなたの心そのものだったのです。
あなたの心を感じるための世界。
だから、ツライ心になるとツライ事がまた現れて、幸せな心になると幸せな事が現れる。
そんなシンプルな世界だったのです。』

第86話 生きているだけで、実はとっても幸せなんだ!

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「ジラ。ゲームは、すごくわかりやすいよ。それに、まさしく人生と共通してるよね。

確かになんでも思った通りに、ポンポコ望んだ通りにできるとしたら、それってつまんないよね。

ん?…としたら、みんな、それぞれ最高ではない自分が、壁にぶつかって、もがいて、苦しんで、悲しい思いをして、つらい思いをして、落ち込んで、でも、そんな経験をしながら、少しずつ成長して、最高の自分に向かって生き続ける。

そんな今が楽しくてしょうがないって、自分の知らない自分が思っているとしたら…今、そう!

今起こっていること全てが!

つらいことや、嬉しいことも、全てが!

望ましくて、素晴らしいことなんだ!

生きているだけで、実はとっても幸せなんだ!

これが、考え方を変えることで見える世界なんだ!」

エレは、なぜか自然と涙があふれてきました。

第85話 成長段階が一番楽しい!

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「ジラ?それってどういうこと?自分の望む通りに、なんでも出来るようになることは、心底望んでいないってこと?」

『そうよエレ。あなたは、この世界の法則や、始まりについて理解し、あなたが神様のごとくなんでもできる力を持ったとしたら、それは、究極につまんないと思っているの。

例えばね。ゲームで例えるとすごくわかりやすいわよ。

よくある、主人公が戦うほどレベルアップしていき、最終的に最強の大ボスを倒すストーリーがあって、
いきなり主人公が、最高レベルの力を持っていて、なんでもできる力を持っていて、即大ボスのところに瞬間移動しちゃって、一撃で倒してしまったら、あなたは、こんなゲーム面白いと思うかしら?』

「ジラ。はっきり言ってそんなゲーム、めちゃくちゃつまんないよ。」

『でしょ。やっぱり、このようなゲームっていうのは、成長段階が一番楽しいのよ!

主人公が、最初はレベルが低くて、弱くて、何も知らない状態からスタートして、現れた敵と戦いながら、傷つきながら、経験をすることで、行動することで、少しずつ成長しながら、そして、少し成長しても、さらに強い敵が現れて、また、傷ついて、時には、もうダメだと思うくらいダメージを受けたりして、それでも何度も挑んでいき、成長できることに楽しさがある。

最終目的を達成しちゃうと、もう楽しくなくなっちゃうのよ。

だから、あなたはそれを知っていて、心の奥底では、それはつまんないって思っているの。

このようなゲームって、すごく人生に通じていると思わない?』

第84話 すごいシンプルなんだね。

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「ジラ…なんかすごい話になってきたよね。とても信じられないというか、それでいて、今までジラから教えてもらった法則や、いろんな考え方が、今の話につながっていくんだね…。

どうして、願うと夢が叶わないのか、なぜ自分を変えないで、願ってばかりいると、いつまでも望んだ通りにならず、つらいことばかり起こるのか、今まで教えてくれた法則そのものも、すごくシンプルだったけど、その始まりについても、すごいシンプルなんだね。

…でも、自分が神様だって言われて、そうか!僕は神様なんだ!って受け入れるのは、ちょっとどころか、無茶苦茶抵抗があるけどね。」

『そうねエレ。だから、今までの考え方をリセットするくらいの考え方の変化が必要なのよ。

だから、この世界の法則や、なぜこのような法則を必要としたか知ったとしても、あなたが急に神様のごとく、全てを望む通りに、ポンポコ世界を変えるような風にはならないわ。

だって、あなた自身が心の奥底で、ほんとにそうしたいとは、思ってないのだから。

あなたは、本当は、そんなこと出来るようになったら、すごくつまんないって思っているのよ。』

第83話 嫌なあの人は、あなただったのです。

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『次第にあなたは、最初の目的を忘れ、自分のことばかり考えるようになり、自分と違う人たちに不満や、蔑み、忌み嫌う、否定するなどの行為をし出しました。

あなたと見た目、心、行為、考え方が違うということで、相手に対し敵意を持つようになり、攻撃するようにもなりました…

あれ?

おかしくないですか?

何のためにこのような世界にしたのですか?

あなたは、元々それを実感する為に、色々な点で違うあなたを創造していたことを思いだしました。

そうでした。

嫌なあの人は、あなただったのです。
大好きなあの人も、あなただったのです。
苦しんでいるあの人も、あなただったのです。

みんな、あなたでした…

全て自分を実感する為に、いろいろと変化をさせたあなたでした。』

第82話 神様であるあなたが、忘れてしまっていること

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『だから、夢を叶えるためには、自分を変えない限り叶わないし、自分を変えることなく、願ってしまうような考え方でいる限り、夢が叶わない世界になっているのよ。

そして、もう一つ、神様であるあなたが、忘れてしまっていることがあります。

いつも他人の欠点を指摘し、嫌な思いにさせる人がいたとします。
あなたは、自分は、この人のようなことはしてはいけない、と考えたとします。
あなたは、その人よりも他人に対し、今の自分は思いやりがあると実感します。

でも、この人がいなければ、自分がどの程度の思いやりの心を持っているのか、比較して判断できるものがなければ、わからなかったのです。

皆でそれぞれのあなたを表現し合い、お互いの今を見比べることで、今の自分を実感し、成長度合いを確認しています。

あなたが、自分を手が長いと考えるのは、自分よりも手が短い人がいるからです。
あなたが、自分を太っていると考えるのは、自分よりも細い人がいるからです。
あなたが、自分を裕福だと考えるのは、自分よりも貧乏な人がいるからです。
あなたが、自分を正直だと考えるのは、自分よりも不正直な人がいるからです。
あなたが、自分を幸せだと考えるのは、自分よりも不幸な人がいるからです。
あなたが、自分を誠実だと考えるのは、自分よりも不誠実な人がいるからです。
あなたが、自分を・・・』