エレとジラ 作:LEO

夢の叶えかたをジラが教えてくれます。

第40話

「そんなの思えないよ…思えない。」 『そして、友人にも〝ありがとう″って心の中で思うことよ。』 「あんな目にあって、思えるわけないじゃん!ムリよ!」 『あなたが働いている職場、周りの人たちに〝ありがとう″って心の中で思うことよ。』 「みんなわたし…

第39話

『ありがとう。ニコ。正直に話してくれて。そして…あなたは、家を出てからも、家族も、恋愛も、仕事も、友人も全てが、うまくいくこともなく今に至るのよね?そうでしょ?』 「う…ん…。でも、ジラ?どうして、あなたはわたしをずっと見てきたかのように話す…

第38話

『ニコ。あなた、不安に対してとても敏感に反応したわね。もしよかったら、聞かせてくれないかな?あなたのこと。』 ニコは、少し目をつぶってから、話し出した。 「わたしは、幼少の時から不安に押し潰されそうな日々だったの。 その頃から…わたしはきっと…

第37話

ニコは、うなずいた。 「そうだとしたら…今の世の中は、不安だらけじゃない!そんな世の中で生きている限り、いいことなんて起こりっこないじゃん!どうして?どうしてそんな世界にわたしは生まれてきてしまったのよ?もう…嫌なの…」 「ニコ…」 相当な心の悪…

第36話

ジラは、さらにニコに続けて語りました。 『そしてこのようなことは、世界中の恋愛において、形や出来事はちがうかもしれませんが、別れの結末を迎えた恋愛に、作用していることなの。 そして、そのきっかけとなる最大の原因は、不安なのよ。』 「不安?」ニ…

第35話

『そのようなことが積み重なると、いつしか願いの思いが次々に現れるようになります。 〝嫌だ…もっと私のことを好きになって欲しい″と願うと、〝嫌だ…もっと私のことを好きになって欲しい″と願うあなたが現実となります。 その願いに対するあなたの思いは、…

第34話

『最初は、何をしても幸せしか感じませんし、どんなことでも無条件に受け入れていた二人でしたが、ふとしたことで、どちらかが願いの思いに変化します。 それは、得てしてとても強く相手のことを想っている側に多いのです。 時には、友達からの何気ない一言…

第33話

『すぐに受け入れることは難しいけど、少しずつでも心の法則について、耳を傾けてみることは、大切な一歩となるの。 それでは、この世界で起こっている、他の事例についても紹介していきましょう。 ニコ。あなたも、付き合った経験があるようでしたら、客観…

第32話

「な…そんな…それもすべて、わたしが願ってしまったせいだっていうの?なんなのよ!なんだっていうのよ…」 『そうなのよ。あなたは、その子のことをすごく好きになって、その子に対するあなたの気持ち、思いの強さはすごく強いものだった。思いの強さがあま…

第31話

『あなたは、次にこう言いましたね。 〝それから、五年生になる時にクラスが変わった。同じクラスになりたかったんだけどね。″ あなたは、同じクラスになりたいという思いを抱いていた。願っていた。 そして、その願いは叶わなかった。』 「い…いいえ!そ、…

第30話

「そ…そんな!法則だなんて関係ないわ!ただ、運が悪かっただけなのよ!それに、隣の席になる確率だって低いし…」 『そう?運が悪かった?でも、あなたはそうやっていつも、運のせいにしてきたのよ。でも、それは仕方がないことなの。 この世界の法則を知ら…

第29話

『あなたの話の中で、まず席替えのエピソードがあったわよね。席替えのたびに、その子の隣になりたくて仕方なかった。だけど、一度も隣になることがなかった。あなたは、その子の隣になりたいと強く願っていた。そして、一度も隣になることがなかった。』 「…

第28話

『とても、あなたの思いが伝わる話ね。 あなたが、その子の事を本当にすごく好きだったのが、とてもよくわかるわ。 本当にすごく好きだったのね。』 「えっ?どういうことなの???」 『あなたがその子の事がすごく好きで、その思いがとても強いから、あな…

第27話

「うん…ふとした事がきっかけで、その子の事が気になりだして、いつの間にかとても好きになっていたの。 いつも、その子の事を考えるようになってしまうほど。 あの頃は、席替えのたびに、その子の隣になりたくて仕方なかったわ…でも、一度も隣になることは…

第26話

『いいのよ。さぁ、続けてみて。』 その優しい眼差しと穏やかな声に、自然にニコも少しずつ心を開くようになってきているように感じた。やっぱりさすがだよジラ! 『ありがとうエレ。でも今は、彼女の話を聞いてね。』 「えっ?も、もしかして?今僕が考えて…

第25話

『そうよ。あなたも、誰かを好きになったことはあるんだよね?その経験も、心と世界との関係について、よりわかりやすいことが起こっているわよ。 心の法則と照らし合わせてみると、本当によくわかるわ。』 「そ…そうなの?でも…ただ初恋の時なんて、相手を…

第24話

「……。 確かに…そう…なんだけど。それって当たり前のことなんじゃないの?いまいち…心で思ったことが現実になるっていう法則と、なんの関係があるのかが正直わかんないわ。」 「ジラ…これは手強そうだよ。」 『ふふふ…大丈夫よエレ。そうね。ニコ。あなたが…

第23話

『ふふふ。エレ、おしかったわね。もう少し、私からも説明するね。 ニコ。心で思ったことが現実になるのよ。背が高くなりたいと願うことは、〝わたしは背が高くない″と〝思っている″。 心で思っていることが現実になる。 だから、背が高くないあなたが現実に…

第22話

「やっぱりそう思うよね!僕もそうだったんだ。だけどさ、心の法則を知れば知るほど、矛盾していないことがわかるんだ。 願うという事は、例えば…私は背が高くなりたいと願うとするよね。そう願うという事は、今、私は背が高くないと思っていることになるん…

第21話

「わかったよ。ニコ。じゃあ始めるよ。まず心の法則についてなんだけどさ、この世界ではね、心で思ったことが現実になるんだ。」 「心で思ったことが現実になる?」 「そう。そして…その中で二つの法則を理解する必要があるんだ。法則1️⃣願うと叶わない。法…

第20話

『ニコ。少し落ち着いてきたようね。よかったら場所を変えてじっくりお話しましょうよ。』 「わかった…。行くわ。その心の法則ってのに、少し興味があるから…」 「よし!じゃあさ、天気もいいしlatte公園に行こうよ!」 そして、僕たち3人はlatte公園に向か…

第19話

「〝ありがとう″がこの世界の秘密?」 「ジラ!それって何なの?僕も初めて聞いたよ!」 『魔法の言葉よ。エレ、あなたならこの言葉の魔法の秘密がわかるはずよ。法則を思い出してみて?』 「法則?何なのよ、あなたたちの会話…意味不明なんですけど…」 「そ…

第18話

「いやいや…謝らなくてもいいんだって。僕は君に感謝してるっていうのに。本当に凄いアイデアなんだよ。僕の描いている夢を実現するのに、必要なアイデアかもしれないんだ! めちゃくちゃ感謝してるのに、ごめんなさいって言われると、頭がこうなんだかうま…

第17話

「どうして?それは、こうしてジラにまた会えたしね。そして…こんなときにアレだけど、凄いアイデアが浮かんだんだよ! それにね。僕の夢は、大学に受かることではないよ。それが目的ではないんだ。だから、今受かることにこだわりはないんだ。」 『エレ…あ…

第16話

『そうよニコ。そしてね。大切な日というのは、エレは今日ね、彼が働いていた会社を辞めてまで決意して、受けようとした大学の受験だったのよ。 彼は、今、自分の夢に向かって歩き始めているのよ。』 「ちょっと遅いけどね。この年になってから、受験勉強す…

第15話

『エレ。あなたは、やさしいわね。あなたは、ニコを助けることを優先したのね。 エレ。あなたは今日、あなたにとって大切な日ではなかったのかな?』 「大切な日?」 「えっ?どうして知ってるの?ま…まぁね。でも…ほっとけないよ。まるで自分を見ているよう…

第14話

『ニコ。ありがとう。わたしはジラ。彼はエレよ。ねぇ、あなたは最近〝ありがとう″って思った事ある?』 「えっ?い…いや、どうかな?もう、そんなこと思えるようなことなんて、ずっと起こっていない気がするわ。」 『そうよね。ニコ?さっきあなたを止めて…

第13話

『ねぇ?私はジラ。あなたの名前を教えてくれるかな?私たちはね。あなたがこれから生きていく上で、ツライ事が起こらなくなる方法を伝える事ができるのよ。 あなたも、もうどうしたらいいのか分からなくなってしまっているのよね? でもね。どうしたらいい…

第12話

「あなた誰?なんなのよ?もう…これ以上…わたしにかまわないでよ!一人にさせてよ…」 『エレ。久しぶりね。一目見て、あなたが素晴らしい成長を遂げている事がわかったわ。 いろいろな話もしたいけど、今大切なのは彼女ね。』 「そうなんだ。あの時のジラが…

第11話

ジラ!